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バルゼウス展2010 IN 米原市
バルゼウス展2010 IN 米原市

TO THE 100YEARS AFTER FUTURE…
 ◆バルゼウス システム
バルシステム
 バルゼウスシステムは、2009年4月に協会会長兼折紙SPAPS主宰の岩村会長により考案された折り紙飛行機の技術である。これは一つの紙飛行機が三つの形体に変化するもので、形態変化折り紙飛行機と呼び、複合機能型に分類される。現段階では、今回展示のバルゼウスが唯一のモデルと言っておこう。但し、新機種開発は現在も進行中だから、今後シリーズモデルが増えるのは間違いないだろう。

 ◆バルゼウス バード
バルバード
 飛行機形態のこと。通常の紙飛行機のような「つまみ」はなく独特な指使いで機体をつまんで飛ばす。飛距離は短く10m程度になる。
機体上部の膨らみは立体形状で、内部にコクピットを備える。実際に人が乗るわけではないが、主翼が開閉する仕組みになっており小さな物なら入れて飛ばす事ができるのだ。この仕組みはバルゼアロから継承したもので、「バル」はここから由来する。

 ◆バルゼウス サーチャー
バルサーチャー
 短距離の飛行も可能で、バードの底部に格納してある足部を開くと短い足ながら立つ事ができる。バードとウォーカーの中間の形態。バルゼウスは救助・救援というレスキュー隊をイメージ設定しており、サーチャーはあらゆる物を調査する時の形態と位置付けている。

 ◆バルゼウス アーマー


バルアーマー
 パーツ2機をアーム形態にして装着したもので、バルゼウスの最終形態。更にパーツ1機をプラスし、バルキャリー形態にしてコクピット後部に装着すると荷台(キャリー)となる。このキャリー部には、予備のパーツを1機搭載する事ができる。
救援物資を運搬するイメージだ。

 ◆バルゼウス ウォーカー

バルウォーカー
 飛行不可能ではあるが、安定した二本足直立ができる。陸上部隊のイメージ設定だ。もし救助作業中に強固な敵に見舞われた時はアーマー形態で応戦する。
 ◆バルゼウス パーツ
バルパーツ
 バルゼウスに装着する部品(パーツ)のこと。アーム、キャリー等の形態にする事でバルゼウスをグレードアップさせる。パーツ自体も紙飛行機なので、飛ばす事ができる。A4用紙2枚あれば、1枚は本体、残りでパーツを作れば良いだろう!これでバルシステムが楽しめる。
     


開発者   ここに掲載しているのは1982〜2009年に考案した作品の一部です。バルゼウス展を初めて開催することになり、これら種々様々な作品を一緒に展示したいと思いました。各作品の製作年を見て頂くことで、「形態変化折り紙飛行機バルゼウス」はどのような流れ、或いは経緯を辿って誕生したのかを見て頂けます。
 皆さんの過ごされてきた時代背景とのシンクロにより、一層の面白味を演出できるのではないだろうかと考えました。.おそらく見た事が無いだろうという自負がありますが、機能型飛行機は必見の作品です。もちろんバルゼウスは機能型の最上位機となりますので楽しんで頂けるのではないでしょうか。
@
機能型
 
 レグファイターLF-1 (2007)  チェンジー (2004)  ステーション (2004)  スカイベラーTF (2005)
B
第1世代
複葉型 
スパップ (1982) ギガ (2004)  ワインド (1982) バッタフライ (1982)
C
単翼競技型 
ベース01 (2004) クーベスター (2006) クーウェイバー (2006)  スカイマスター (2004)
D
第2世代
複葉型・
複葉機能型
 ラペラーココ (2009) ラペラーバルゼアロ (2009) ラペラー (2007) スターX (2004)